ファックスは海外では骨董品!?日本での需要の高さの秘密
会社でも一般家庭でも当たり前のように使用されているFAXですが、現代人でFAXを見たことないって人は恐らくこの日本には存在しないでしょう(笑
その私たちが、普通に仕事に家庭に使用しているFAXですが、外国人から見たらハイテクの逆の意味で
ローテク
になるらしいのだ!!
ロボットや新幹線、高速ブロードバンド、ネットワークなどハイテク技術で、最先端を行く日本で未だにFAXが使用されているという事なのだ。
これだけ通信をすすんだ今では、もうFAXは世界的に時代遅れ・・・
ガラパゴス化
しているという事ですが、日本国内まだまだどこでもFAXは普通の通信手段として当たり前と思っていたので筆者には衝撃的だったのです。
世界的に珍しくなってきているFAXですが、なぜまだ日本では需要があるのか!?
調べてみたくなりました。
Contents
もうFAXはアメリカでは骨董品?
日本では当たり前のように毎日FAXは使用されている上、まだ日本の家電量販店には沢山の種類のFAXが販売されています。
そのFAXですが、アメリカではもう
骨董品
レベルらしいのです!!
アメリカのワシントンD.C.にあるスミソニアンは博物館にはFAXが展示しているそうです。
この博物館はアメリカを代表する科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館で有名な場所ですが、もうアメリカではFAXは産業遺物になっているのでしょうか!?
と思いましたが、まだアメリカの方でもFAXは絶滅機種ではなく一部健在ではあるようです。
アメリカの保険会社、不動産分野ではまだまだFAXは健在、銀行ITでもEメールと異なるのはFAXの文章は法的文章になるという事で、まだアメリカでも一部ではまだまだFAXは活躍しているようだ。
しかし、一方ではFAXは紙を使用する為資源の無駄
エコではない
という事と非効率という意見を多いようです。
そうのような事から海外ではFAXが消滅していってるのではのでしょうか!?
日本では何故FAXの需要が高い!?
日本の家庭では2013年の調査では170万台のFAXを購入しているそうだが、これは今日本が抱えている問題
高齢化社会
が関係しているようです。
FAXを使って家族、友人などに連絡を取っている60歳以上の割合で11%を占めていたという事です。
パソコン、スマートフォンがこれだけ進化してきている現代で付いていけない年寄たちが、いちばん簡単気軽に使用できるFAX。
FAXが年寄たちの連絡方法になっているらしく、FAXの需要を高めているようです。
確かに、手紙のやり取りに近いのがFAXかも知れません(笑
デジタルの通信方法だと文字体も決まっていますし、FAXだと字体もその人のものが伝わるし、切手を使わず送れますからFAXはお年寄りにとって良いものかもしれません。
「とくダネ!」に出演していたドイツ人の男性は、
『うちのおじいちゃんはipadを使っている』
『僕が教えたんだけど2週間で憶えたよ!』
と言っていましたが、ドイツでは高齢者に家族が新しい技術を教えるのが
文化
になっているそうですが、日本ではそういうところは微妙ですね(笑
日本は教えたくても新しい技術は高齢者は拒否してしまう傾向があるように感じます(泣
日本では、昔ながらの方法を好む事が高齢化社会による日本企業FAXの依存では!?
という意見もあるようですが、日本の内閣府の調査によると、2011年度には会社オフィスのほぼ100%がFAXを使用しているという事らしいですが、まだまだ日本においてのFAXは必要不可欠のようです。
企業などは受注や出荷の記憶を残す為でもあり、銀行は利用者が個人情報をネット上でやり取りするのを嫌う為、FAXに頼っているなどなど、日本の企業では様々な理由で
アナログ
であり、FAXの需要が高そうです。
神戸に拠点を置く日本最大のヤクザ「山口組」でも組員の除名の知らせを警察にFAXで送ってくるとか(笑
まとめ
日本では当たり前にように存在しているFAX、ビジネスでは必要不可欠なFAXですが、日本ではまだまだ、企業でも一般家庭でもまだまだ需要が高いものと言う事が分かりました。
お年寄りが家庭では使用するのが多く、最近のFAXは家庭用のタイプもいろんな機能が追加されていっているよです。
『振込め詐欺』などにも対応した『あんしん機能』が付いたFAX機などFAXも日本独自に進化していっているようです。
FAXがメールなどに比べ人間味のある
コミニケーションツール
となる事でしょう!
それでは。